
マクロビオティック
マクロビオティックの目的は「思いっきり活き々と楽しい人生を生きること」
楽しい毎日を送るには心身の健康が大切です。
その健康な心と体を作る大きな要素の一つが毎日の食べ物。
食べたもので私たちの体は作られます。
食べるものが自然に沿っていれば、体は自然の恵みを頂くと考えます。
マクロビオティックには3つの考え方があります。
「陰陽調和(いんようちょうわ)」
東洋の伝統的な世界観「陰陽」は、マクロビオティックの考え方の柱となっています。
陰と陽は反対の力でありながらも、お互いを引き合い、助け合って、バランスが取れています。
この考え方を食べ物にあてはめると、体を締めるものは陽性で緩めるものは陰性、またあたためるものは陽性で冷やすものは陰性の傾向にあるという考え方です。
体の健康を保つには陰陽のバランス、調和が大切。
季節や体調によって食べ物を選ぼう! ということ。
「身土不二(しんどふじ)」
「身体(身)と環境(土)は切り離せない(不二)」という意味です。身体は食べ物を含め、さまざまなものを自然の環境からとりいれています。できるだけ、自分の住んでいる場所の近くで穫れたものを食べることで、食卓に季節感がでて地産地消にもつながります。
食べ物が私たちの体を環境にあうように整えてくれます。
「一物全体(いちぶつぜんたい)」
「一つのものを丸ごと食べる」という意味。食べ物はできるだけ、皮ごと丸ごといただきましょう、ということです。私たちの命を養うため、この生命力をまるごといただきます。
マクロビオティックの基本の考え方は
「日本の伝統食をベースに、地元でとれた旬の穀物や野菜、海藻などの食材を、陰陽のバランスをとりながら、季節や体調に合わせて食べる」と言っていいでしょう。
まずは難しく考えず、できることから始めてみ見てください。
マクロビオティックでは絶対食べてはいけないものはないのです。
要はバランス。食べ物の陰陽調和を考えればよいのです。